メンテナンスの重要性
人間の体が年齢とともに変化していくのに応じて、インプラントも定期的に検査・調整が必要になります。
天然歯と同様に、手入れが悪いとインプラントの寿命も短くなってしまいます。
インプラントを維持するには歯ぐきとあごの骨が健康な状態を保っていかなければなりません。
そのためにも、正しい歯の磨き方(清潔方法)を守り、毎日確実に続けることが大切です。
定期検診をし、適切な処置を行うことがインプラント寿命を延ばすことにつながります。
せっかくインプラントをしても歯磨きを怠ると歯周病になり、重症化するとインプラント自体を失いかねません。通常の歯ブラシのほかに、歯間ブラシやデンタルフロスを使って普段の歯磨きよりも丁寧に行うことが大切です。
噛み合わせは一定ではないので、定期的な噛み合わせのチェックやレントゲンを撮って、骨とチタンがうまくくっついているかを調べたりします。また、普段のケアでは届かない部分のクリーニングを行ったりインプラントの周りの歯肉に炎症がないか、などのチェックも致します。インプラントを長く使っていく為に、定期検診は欠かせないものです。
検診 | メンテナンス内容 |
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術後検診 | 最終補綴物(インプラントの上に被せる歯)装着後 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月 |
定期検診 | 術後検診最終日から3ヶ月ごと |
インプラントの治療に不安を感じられる方も多いかと思います。治療費や痛みの不安もあるけど、せっかくインプラント治療をして自分の歯で噛める幸せをとりもどしたのだから、保障もしっかりしていて欲しい。
いつまでも安心して、健康な状態で過ごしていただくために、当医院では、安心の「10年保障制度」を設けています。
◆治療後の管理について
治療することによって得られた健康な状態は、治療後の定期的なメンテナンス(検診)を受けていただくことで、長持ちします。
また、定期的に通っていただくことは、病気の再発や新たな病気の早期発見、そして予防の為にも大切になります。
◆10年保障制度内容について
保障期間内において、保障条件を満たす場合は、インプラントの再治療や、上部構造、被せ物の修理や再作成、再装着は、無料にて対応させていただきます。
内容 | 無料保証期間 |
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インプラントの骨よりの脱落 | 最長10年間 |
インプラントの破折 | 最長10年間 |
アバットメントの破折 | 最長5年間 |
アバットメント固定用のネジの破折 | 最長5年間 |
オーバーデンチャーのクリップ 及びアバットメントの破折・脱落 |
最長2年間 |
インプラント義歯の破損 | 最長5年間 |
!以下の場合は保障対象外となります!
患者様自身の重大な不注意や不慮の事故などによる破損
医師の指示に従わない状態での使用による場合
定期健診を受けていただけなかった場合
※「保障対象とならない場合」に該当する場合は、保障期間内であったとしても、いかなる修理や再作成、再装着などの費用は有料となりますので、ご注意下さい。